【ニューヨーク27日共同】米ネバダ州のボクシング・コミッションは27日、世界スーパーウエルター級の王座統一戦でオスカー・デラホーヤ(米国)に敗れたフェルナンド・バルガス(米国)が薬物検査で陽性反応を示していたと明らかにした。バルガスは14日の統一戦で11回、TKOでデラホーヤに敗れている。 米メディアによると、バルガスは筋肉増強効果のあるスタノゾロールを使用していたのが判明。1988年ソウル夏季五輪の陸上男子100メートルで、一度は金メダルを手にしたベン・ジョンソン(カナダ)がドーピング(薬物使用)検査で陽性反応を示した禁止薬物がこのスタノゾロールだった。
フェルナンド・バルガス(米国)が薬物検査で陽性反応

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