2026.9.25. 中日スポーツ
26日に静岡県富士市のふじさんめっせで行われるボクシングのWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級タイトル戦の前日計量が25日にあり、王者の大畑俊平(25)=駿河男児=が計量失格で王座を剝奪された。
大畑は計量で300グラムオーバーだった。2時間の猶予が与えられたが、結局は250グラムオーバーの59・2キロで計量をパスできなかった。挑戦者で同級11位のペテ・アポリナル(31)=フィリピン=は58・8キロでクリアした。
協議の上、試合は公式戦として実施される。ただ、大畑は勝っても防衛とはならず王座は空位となり、アポリナルが勝利した場合は、アポリナルが新王者になる。
大畑は静岡県長泉町出身。飛龍高から東洋大をへて、2023年にプロデビュー。今年3月に斎藤麗王(帝拳)に勝利し、アジアパシフィック・スーパーフェザー級のタイトルを手にした。プロ戦績は8勝(5KO)1敗。
26日の興行では、メインで静岡県内では35年ぶりとなる世界戦(IBF世界ライトフライ級タイトル戦、王者タノンサック・シムシー―挑戦者マーク・ビセレス)が行われ、セミファイナルで大畑の凱旋(がいせん)初防衛戦が組まれていた。だが、計量失敗という不測の事態となり、今興行のプロモーターでもある駿河男児ジムの前島正晃会長は沈痛な面持ちだった。

