小浦翼が減量失敗で試合中止 日本ミニマム級王座決定戦

2023.2.15 サンスポ

中嶋一輝がアジア2階級制覇を目指す 日本ミニマム級王座決定戦は小浦翼が減量失敗で中止に/ボクシング

中嶋一輝がアジア2階級制覇を目指す 日本ミニマム級王座決定戦は小浦翼が減量失敗で中止に/ボクシング
プロボクシングWBOアジア・パシフィック(AP)スーパーバンタム級王座決定戦(東京・後楽園ホール)の前日計量が15日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション事…

プロボクシングWBOアジア・パシフィック(AP)スーパーバンタム級王座決定戦(東京・後楽園ホール)の前日計量が15日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション事務局で行われた。元東洋太平洋バンタム級王者で、WBOAPスーパーバンタム級1位の中嶋一輝(29)=大橋=はリミットより100グラム軽い55・2キロ、同級3位のケニー・デメシーリョ(30)=フィリピン=は55・0キロでともに1回でパスした。元WBC世界バンタム級暫定王者の井上拓真(27)=大橋=が返上し、空位となった王座を争う。

中嶋は2021年5月に現東洋太平洋同級王者の千葉開(横浜光)に判定勝ちして王座を獲得したが、同10月の初防衛戦で栗原慶太(一力)に3回TKO負け。王座から陥落し、プロ初黒星を喫した。昨年3月にスーパーバンタム級で再起してからは3連勝している。「調整は完璧。できる限り早く、1ラウンドで倒したい」と意気込んだ。

プロ戦績は中嶋が15戦13勝(11KO)1敗1分け、デメシーリョが23戦16勝(10KO)5敗2分け。

セミファイナルは日本ミニマム級王座決定戦が予定されていたが、同級1位の小浦翼(28)=E&Jカシアス=が減量に失敗し、14日とこの日の朝にけいれんを起こして倒れ、病院へ運ばれてドクターストップ。試合は中止となった。小浦と対戦する予定だった同級2位の高田勇仁(ゆに、24)=ライオンズ=は、元日本同級王者の石沢開(26)=M・T=と2分2ラウンドの公開スパーリングを行う。

プロ戦績は小浦が18戦15勝(10KO)2敗1分け、高田が21戦10勝(5KO)8敗3分け、石沢が12戦10勝(9KO)2敗。

コメント

タイトルとURLをコピーしました