2019.8.10 BOXING NEWS
チャベスJr 背水の陣もまた契約体重変更
テキサスには倒し屋オルティス登場

二世ボクサー、フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)が明日10日(日本時間11日)、メキシコ・ハリスコ州サンフアン・デ・ロスラゴスでリングに復帰する。元WBCミドル級王者のチャベスJrは17年5月の同胞対決、カネロ・アルバレス戦以来2年3ヵ月ぶりの登場。相手はエベルト・ブラボ(コロンビア)。
試合はS・ミドル級リミット168ポンドで予定されたが、チャベスの都合によりL・ヘビー級リミット175ポンドに変更された。173ポンド(78.47キロ)をマークしたブラボに対し、チャベスは175.2ポンド(79.47キロ)を計測。「背水の陣で臨む」と宣言したチャベスだが、今回も調整ぶりに疑問が投げかけられる。それでも試合は挙行される。
一方、ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が米テキサス州グランド・プレーリーであす開催するイベントに、GBPが売り出す強打者バージル・オルティスJr(米)がメインで出場。13勝13KO無敗のオルティス(21)はアントニオ・オロスコ(28勝17KO1敗=31)と12回戦を行う。
9日の計量で地元選手オルティスはウェルター級リミット147ポンド(66.68キロ)、敗北は現WBC・WBO統一S・ライト級ホセ・ラミレスへの挑戦試合のみのオロスコは146.8ポンド(66.59キロ)を計測した。試合はWBAウェルター級ゴールド王座決定戦としてゴングが鳴る。
同じリングで行われるバンタム級10回戦は、NABFおよびWBA同級インターナショナルタイトルマッチ。王者ジョシュア・フランコ(米)、挑戦者オスカル・ネグレッテ(コロンビア=米)とも117.6ポンド(53.34キロ)でリミット118ポンドをクリア。両者は3試合連続の対戦となる。
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